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浜松町歯科・矯正治療院
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歯科矯正の痛みはどれくらい痛い?

歯科矯正における痛みの原因とは?

矯正治療による痛みは、多くの患者様が経験するものです。まずは、なぜ痛みが生じるのか、その仕組みを理解することから始めましょう。

歯の移動によるメカニズム

矯正治療は、歯に一定の力をかけ続けることで、少しずつ理想的な位置へと移動させていく治療法です。ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置が歯に圧力をかけると、歯を支える「歯根膜」という組織に変化が起きます。この変化によって歯が動く仕組みですが、同時に痛みや不快感の原因にもなります。

マウスピース矯正

治療初期と調整後に痛みが強くなる理由

特に治療を始めたばかりの時や、定期的な調整を行った後は、歯に新たな力が加わるため痛みを感じやすくなります。私たちの体は、通常と異なる力がかかると、それを「痛み」として感じ取るようになっています。これは体の正常な反応であり、多くの場合、数日で痛みは和らいでいきます。

個人差について

痛みの感じ方には個人差があります。同じ治療を受けても、ほとんど痛みを感じない方もいれば、比較的強い痛みを感じる方もいらっしゃいます。これは痛みを感じる範囲や、歯や顎の骨の状態、年齢などによっても変わってきます。

矯正治療中に感じる痛みの種類とその頻度

矯正治療中に感じる痛みにはいくつかの種類があります。それぞれの症状を理解し、適切に対処することが大切です。

鈍痛と圧迫感

最も一般的なのは、歯全体にじわじわと広がる鈍痛と圧迫感です。これは矯正装置によって歯が移動する過程で感じるもので、特に治療開始後3〜6時間 に最も強く感じる方が多いようです。その後は徐々に和らいでいき、1週間程度で慣れてくる方がほとんどです。また治療をする中で、調整を行った直後にも、強い痛みを感じる方がいます。

歯茎や口内の痛み

矯正装置が歯茎や頬の内側、舌などの柔らかい組織に当たることで、擦れや小さな傷ができ、痛みを感じることがあります。これは装置に慣れるまでの一時的なものですが、不快に感じる場合はすぐにご相談ください。

顎の違和感や疲労感

歯が移動することで、噛み合わせが少し変わり、顎に違和感や疲労感を覚えることもあります。これは歯が新しい位置に移動する過程での一時的な症状であり、通常は徐々に適応していきます。

噛むと痛い

歯科矯正中は噛むことで痛みを感じる場合もあります。歯が動く際の圧力や炎症、噛み合わせの変化によるものです。ワイヤーやゴムの力で歯が移動し、歯根や周囲の組織に負担がかかるため、一時的な痛みが生じます。

しみる感じがする

歯科矯正中、歯がしみる感じがする方もいます。その原因は、歯の移動による歯根やエナメル質の負担、歯ぐきの後退、象牙質の露出などが考えられます。特に歯が動く過程で神経が敏感になり、冷たいものや甘いものにしみやすくなることも。

矯正中の痛みを和らげる方法とは?

痛みを完全に避けることは難しいですが、様々な方法で和らげることが可能です。当院でもお薦めしている対処法をご紹介します。

冷却による痛みの緩和

矯正装置の調整直後は、頬の外側から冷たいタオルやアイスパックなどを当てることで、痛みや炎症が抑えられる場合があります。15分程度を目安に、直接肌に当てないよう、タオルなどで包んでお使いください。



痛みの緩和

食事の工夫

矯正治療中の、特に調整後は柔らかい食べ物を選ぶことをお勧めします。例えば、以下のような食事がおすすめです。
• スープやポタージュ
• ヨーグルトやプリン
• 柔らかく煮た野菜や麺類
• 温かいお粥

固い食べ物や粘着性のある食べ物は、歯に余計な負担をかけるだけでなく、装置にも負担をかけるためできるだけ避けましょう。

鎮痛剤の適切な使用

痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤を服用することも一つの方法です。ただし、長期間の連続使用は避け、用法・用量を守ってお使いください。もし痛みが続く場合は、当院にご相談ください。

洗口液などを使ったうがい

うがい薬や抗炎症作用のある洗口液は、歯茎の腫れや炎症を抑える助けになります。試しても痛みが続く場合は、早めにご相談ください。

矯正治療を快適に進めるための心構えと注意点

矯正治療を成功させるためには、痛みのメカニズムや種類、対処法を知るほかにも、以下のような心構えを持ち、注意することも大切です。

心理的な準備が大切

「痛みは治療効果の証」と前向きに捉えることで、不安を軽減することができます。痛みは歯が動いている証拠であり、理想的な歯並びに近づいているサインでもあります。治療の目標を常に意識し、辛抱強く取り組んでいきましょう。

定期的な診察の重要性

定期的なチェックアップを受け、調整の際は、痛みの度合いや不快感について我慢せずにお伝えください。治療の進行具合によっては、装置の微調整も可能です。当院では患者様の状態に合わせて、できるだけ痛みを抑えながら効果的な治療を行うよう心がけています。

正しいケアが痛みの軽減にも

矯正装置をつけていると、通常よりも丁寧な口腔ケアが必要になります。歯磨きや歯間ブラシ、洗口液などを活用して口内を清潔に保つことが、炎症を防ぎ、痛みを軽減することにもつながります。

装置に慣れるための時間

矯正装置を装着して最初の数週間は、違和感や不快感を強く感じることがあります。しかし、多くの患者様は1カ月程度で装置に慣れ、日常生活に支障を感じなくなります。この「慣れる期間」を乗り切ることが、治療成功への第一歩です。

まとめ

歯科矯正における「痛み」は、避けられない部分もあります。しかし、それに対しての心構えがあれば、快適に治療を進めることができます。痛みの強さや持続期間には個人差がありますが、多くの場合は一時的なもので、徐々に適応していきます。

浜松町歯科・矯正治療院および松木歯科医院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立て、痛みを最小限に抑えながら効果的な矯正治療を提案しています。治療中に不安なことや気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

理想の歯並びを手に入れるため、その過程では多少の我慢が必要な場合もありますが、その先にある美しい笑顔のために、私たちがしっかりとサポートいたします。

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